00112_「ベンチャー企業経営者が陥りがちなビジネス・マネー・人生全般における失敗」の傾向と対策_7_「人生」という「プロジェクト」を、より良き方向に改善し、ありうべきリスクを逓減させる方向で、制御(マネジ)するために_カネの力で解決

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本コンテンツシリーズは、アジア経営者連合会「ALA経営塾」主催にて、令和3(2021)年3月25日(木)17時30分開始にて行われました、弁護士畑中鐵丸の講演「組織と個人の用心棒、顧問弁護士の使い倒し方・ベンチャー企業経営者特有の失敗の傾向と対策~ベンチャー企業経営者なら皆さん身に覚えがあるビジネスやプライベイトの失敗事例と対策のための”あの手・この手・奥の手”を25年超のキャリアをもつベンチャー弁護士が直接伝授します~」の講演レジュメ及び講演録から編集したものです。なお、本講演内容は、筆者(講師)独自の見解であり、所属組織及びアジア経営者連合会ないしALA経営塾のものとは一切関係ありません。
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私などは、部下や後輩などに、「千里の道はジェット機で(制作/著作:井藤公量弁護士)」といいます。

何事も知恵と努力で解決するのは、学生の間だけです。

社会に出たら、カネの力で、一瞬で解決すべきです。

特に、カネをもっていたら、カネで解決すべきです。

カネというのは、問題を解決するためにこそ使うべきですから。

問題を解決する際に、カネをケチるのは愚かです。

事故にあって緊急手術が必要な際、手術代を値切るようなアホな真似はおすすめしません。

もちろん、値切っても、外科医は、交渉に応じてくれるかもしれません。値切った費用で了解してくれるかもしれません。

ただ、その値切られた外科医が、本気を出してくれるかどうかは、わかりませんし、そんな危険な真似、絶対すべきではありません。

著:畑中鐵丸