00059_自分の勤め先が「倒産しそうな、ヤヴァい会社」であった場合

自分の勤め先が
「倒産しそうな、ヤヴァい会社」
だった場合、あなたとしてはどうすべきでしょうか。

まず言えることは、絶対あわててはいけない、ということです。

「倒産しそうな、ヤヴァい会社」
であるからといって今日明日に会社が倒産する、とは限りません。

無論、
「倒産しそうな、ヤヴァい会社」
は、長期的に見て淘汰される傾向にある、といえます。

だからといって、経営陣が考えや行動を改める場合がありますし、メインバンクや親会社や主要取引先が救いの手をさしのべ、梃入れのため経営陣を送り込み、生まれ変わる可能性も否定できません。

また、仮に会社が倒産状態に至ったとしても、
「破産」
ではなく、民事再生や会社更生といった
「再生型」手続
が選択された場合、経営陣が刷新され、会社がよみがえる場合もあります。

実際、東証一部上場の超優良企業である
牛丼チェーン「吉野屋」
ですが、今から年前の1980年ころに、実質的に破綻状態に陥り、会社更生法適用申請を行いました。

セゾングループがスポンサーになって無事立ち直り、その後、20年かけ、2000年に東証一部上場を果たしています。

ちなみに、牛丼チェーン店事業を展開する企業として有名な
「吉野屋ホールディング」
の経営トップを、42歳から22年間務め、
「ミスター牛丼」
と呼ばれた安部修仁氏は、吉野屋のアルバイトから正社員になった方で、破綻を経験し、そのまま残留して同社トップ、さらには業界リーダーにまで登りつめられました。

当たり前の話ですが、万が一、破産になったからといって、従業員にはまったく法的責任は及びません。

確かに、職探しをしなければならなかったり、給与がカットされる場合があるかもしれませんが、会社が破産して、経営者の人生が終わったからといって、従業員の人生も一緒に終わるわけではありません。

もちろん、
「倒産しそうな、ヤヴァい会社」
にお勤めの場合、
「自分の勤め先が今の状態で存続していくことはないかもしれない」
と想定し、自分を磨く上でもっといい会社がないか探してみたり、会社の人間関係を超えた人脈やネットワークを作り上げたり、あるいは会社がつぶれる場合に備えてキャリアアップのための資格取得を考えたりするのは実に合理的です。

ですが、何の準備もなく、
「なんとなくこの会社の先行きが不安だから、いきなり勤め先を辞めます」
というのはあまりに短絡的です。

第一、再就職をする際、面接で
「どうして急に前の会社を辞めたの?」
と聞かれても答えに詰まるだけです。

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